5月21日の金環日食をiPhoneでも撮せるキット 「KSG-M5」


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約一ヶ月後の(5月21日)に迫った金環日食
太陽が月に隠れることで太陽光がリング状に見える現象だ。
実に美しくて神秘的だが、今回の金環日食はなんと日本を含む広い範囲で見ることが出来るのだ。
しかも東京で金環日食が観測されるのは江戸時代以来、実に173年ぶりだそうだ。
コレを逃すと次日本全国で見ることが出来るのは、2100年以降となってしまう。
つまり、逃す事はできないのだ。この時はちょっと休憩を挟み、観測したいものだ。

それはそうと、せっかくの金環日食を見るだけではもったいない。
カメラを用意して絶好のショットを収めたいところだが、対象物が遠いし恐らくその時は周りが暗いだろうから綺麗に写せるかどうか正直心配なところだ。
かと言って、一眼レフと望遠レンズを用意するのは正直きつい。
確かに一式を揃えると安くても10万は超えるだろう。

なんとか手軽に撮せる方法は無いかと探していると、「KSG-M5」というiPhone用のガジェットを見つけたのだが、コレが結構凄い。下記で詳しく紹介するが、ちょっと興味がある人は是非見て欲しい。

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紹介するガジェットは、Kenko Tokinaから4月10日に発売された「KSG-M5」。
iPhone4 / 4S用 5倍太陽撮影キットになる。                                                                            (画像クリックで拡大)
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サイズはiPhoneに合わせながらもしっかりとした作りになっていて、良いショットが撮れそうだ。

まず紹介しておくべきことは、発売している「Kenko Tokina」はカメラ等のレンズを販売している会社ということだ。そのため「KSG-M5」に使われているレンズフィルターも、光量を10万分の1にしてくれる金環日食用フィルタ「ND100000」が内蔵されていて、中身もしっかりしている。

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(フィルタ「ND100000」の画像)

付属品には、三脚ホルダー、iPhone4/4S用アタッチメントケース、単眼鏡、ミニ三脚、ポーチ、レンズがセットになっている。
(画像クリックで拡大)
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●単眼鏡の仕様
倍率:5倍
対物レンズの有効径:15mm
1,000m先の視野:132m
実視界:7.5°
サイズ:74×31×31mm
重量:50g

iPhone4/4S用アタッチメントケース仕様
サイズ:118×61×8mm
重量:12g

●販売価格
オープン価格

恐らく、リーズナブルな価格になるだろうから、デジカメ、一眼レフを持っていない、或いは利用できないけどiPhoneは持っているという人は、是非金環日食の5月21日までに購入を検討したいガジェットだ。
(4月12日執筆完)

●リンク
Kenko Tokina

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