A:いや~参ったな プリンター用紙切れちゃったよ どうしよう
おっちょうどいい所に なぁB、プリンター用紙ってどこあったっけ?
B:備品室じゃん。 まぁ俺いつも何枚かストックしてるけどね
使えるじゃん
A:っえーーーマジかよ
なんていう、とある会社での一コマが現実になる可能性があるんです。
ケンブリッジ大学の研究チームによって、レーザープリンタで印刷されたプリントを印刷する前に戻すことが出来る、つまりインクを落とすことが出来る装置が開発されているというのだ。
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だがこの短パルスレーザーは、ピコ秒(10-15秒)と大変微細なためピンポイントでインクを落とすことが出来、紙が傷つかないため、文字が消された紙は再利用ができるという。
研究チームのリーダーのジュリアン・オールウッド博士は、「この技術によって伐採される木が減り、リサイクル方法の選択肢を提供できる」と、アンプリンターで相当量の紙をリサイクルできることに期待しているようだ。
現在の開発段階では、試作機を作るのに約240万円ほどかかると推測されているようだが、技術が改良されればもっとコストを下げられるとしている。
なお、このアンプリンターを使うことで、不必要な紙を燃やすことがなくなることから、CO2の削減にも繋がり2つの面から環境に優しいと既に話題になっているようだ。
●リンク
参考:【すごい技術】 紙に印刷された文字や画像をレーザーで消す「アンプリンター」