
WindowsOSの標準ファイラーである「Explorer」を使っていて毎回のように何故?と思うのが、ファイルのサイズ(容量)は表示されるのに、フォルダーのサイズは表示されないこと。
Vista以前のXPの場合は、フォルダーサイズを取得するAPIが存在していたのでフリーソフトを入れることでExplorerの’’カラム’’にフォルダーサイズを表示することが出来ましたが、Vista以降はAPIが廃止されたのでカラムに表示することも出来なくなってしまいました。
どうにか表示させたいなぁと色々なソフトやカスタマイズをしていくうちに、あるフリーソフトを入れることでカラムではないけれど、Explorerに表示することが出来ました。
今回はその方法を紹介したいと思います。
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1.)デフォルトのExplorerと、準備
2.)ソフトのインストール
3.)フォルダーサイズを表示させてみよう
*今回紹介するフォルダーサイズの表示は、フォルダーに入っているファイルのみの合計サイズです。
階層状になっているフォルダのルートに対しての表示は出来ません。
Explorerでフォルダやファイルを表示すると、このようにファイルのサイズは表示されるのにフォルダーのサイズは表示されません。
XPならフリーソフトの「Folder Size」をインストールすることで表示することが出来ましたが、Vista以降はAPIが廃止されたことで表示することが不可能になってしまいました。
⇩こんな感じ

そこでカラムではないですが、Explorereを拡張するソフトを使ってステータスバーにフォルダーサイズを表示させてみましょう。
私のメインのPCのOSはWindows7なので、Win7のExplorer画面で紹介していきます。
さてWindows7のExplorerですが、何も触っていないデフォルトの状態だとこんな感じです。
*System32を表示しています。

この状態から「メニューバー」を表示します。
「Alt」キーを押しても表示することができます。

更にステータスバーを表示します。

するとExplorerの下にステータスバーが表示されます。

この状態でファイルを選択してもデフォルトのステータスバーでは、選択個数しか表示されません。

ステータスバーが表示できたら準備は終了です。
まずは「Classic Shell」をDLします。
◇ソフト名:Classic Shell
◇対応OS:Vista / 7 / 8
◇ライセンス:フリーソフト
◇概要:Shellカスタマイズを提供
◇DL:sourceforge.net/projects/classicshell/files/
DLしたら、インストールします。



今回はフォルダーサイズを表示させたいだけなので、オプションの「Start Menu」と「IE9」はチェックを外してインストールします。



インストールが完了したらスタートメニューよりセッティングを開きます。

3つともチェックを入れ、一旦ログオフします。

再度ログオンしてExplorerを起動すると、このように変化しています。
デフォルトでは選択個数しか表示されていなかったステータスバーも、サイズが表示されるようになっています

追加されたツールバーですが、ここではフォルダーサイズだけを表示したいので非表示にします。


フォルダーのサイズも表示されています。 *注)ファイルの合計サイズです。

これでフォルダーサイズの表示は完了です。
カスタマイズしたことでステータスバーとその上の詳細ウインドウは、ほぼ同じ事を表示しているので非表示にすることでスッキリしたExplorerにすることができます。


階層状のフォルダーに対しては階層フォルダーを含めたフォルダーサイズは表示できませんが、デフォルトのExplorerよりは便利に使えるようになったかなと思います。
是非試してみて下さい。